[OpenCV, SR] SwissRanger APIとOpenCVの併用

距離画像センサの一つであるSR4000は,TOF (Time-Of-Flight) 方式で距離画像を取得します.

距離画像センサの競合としての代表例にはMicrosoft Kinectが挙げられますが,

特にSR4000は下記の点においてKinect v1に対する特徴があります(特徴は筆者の主観も含む).

  • Kinectにおいて計測原理の関係で発生する「影」が,SR4000では発生しない.
  • 距離画像のネイティブ解像度がKinectは80x65画素であるのに対し,176x144画素と(相対的に)高解像度.
  • 計測データの時間方向の安定度が,SR4000のほうが極めて良好.
  • Kinectで40cmである最小計測距離が,SR4000では精度こそ落ちるものの数cmまで近寄れる.

例によってOpenCVのcv::Matに距離画像を流し込むラッパクラスです.

ダウンロード

本ページ末尾から.無保証です.

リファレンス

TSRCVクラスにより構成されます.

(TBW)

定数

  • SRCV_MAJOR_VERSION メジャーバージョン
  • SRCV_MINOR_VERSION マイナーバージョン
  • SRCV_REVISION リビジョン

関数

  • TSRCV

動作確認環境

  • Microsoft Windows 8.1 Pro 64bit
  • Microsoft Visual Studio 2010 Professional 32ビットコンパイル
  • OpenCV 2.4.8
  • MesaImaging SwissRanger API 1.0.14.747