Visual Studio 2017でOpenCV
Visual Studioはバージョンを上げすぎだと思いますが,Visual Studio 2017 (以下,VS2017) がリリースされました.
VS2017においてはインストール形態が大幅に変わり,必要なパッケージを選択してインストールできるようになりましたが,
その一方で,「何をどのようにすればOpenCVを使えるのか」が分かりにくくなった点も否めません.
ここでは,VS2017をインストールする方法について簡単に紹介します.
想定環境
想定環境
少々特殊ながら,今回インストールした環境は下記の通りです.
- MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports) いわゆる touch bar モデル
- Boot Camp / Parallels Desktop 12 for Mac
- Windows 10 Pro 64bit
手順
手順
- MicrosoftのWebサイトより,インストーラをダウンロード
- インストーラを起動
- 「ワークロード」タブの「C++によるデスクトップ開発」という項目にチェックし,インストール
- 必要に応じて再起動を要求されるので,再起動
注意点
注意点
Visual Studio 2015 Community のプラットフォームバージョン番号がv140,VS2017がv141と,内部的なバージョンが異なります.
OpenCV3.2のインストーラはvc14向けということで,VS2017でも問題なく使えますが,
Visual Studio 2015用プロジェクトをそのまま転用することはできず,VS2017でのプロジェクトファイルのアップグレードが必要です.